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宮城県東松島市開催 TURE-TECH 2019 密着レポート

2019年度、愛媛県八幡浜市と宮城県東松島市で行われたTURE-TECH。2,000名を超える応募の中、選考を勝ち抜いた計60名の学生が参加。2019年9月15日~21日に行われたTURE-TECHでは、「ふるさと納税」や「観光客増加のための施策」、「被災元地区の土地利活用」など宮城県東松島市が抱えるリアルな課題に学生が取り組みました。最初の事前研修から最後の市長プレゼンまでの密着レポートをお届けします。

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    初めは何となく面白そうという理由でTURE-TECHに応募しました。
    今思えばそれが全ての始まりでした。
    1週間という限られた時間の中で、地方が抱える問題の解決案を本気で市長に提案するプログラムは想像以上に過酷なものでした。しかし、実際の課題に向き合い、現場の声を聞きながら、全てのプレイヤーのニーズを限られたコストで実現する経験はやりがいを与えてくれたと同時に自分自身を大きく成長させてくれました。TURE-TECHはただのインターンではありませんでした。社員の方や現地の方、そして学生を含め、本気で課題に取り組む姿はインターンの枠を超えた熱量を感じました。
    私はTURE-TECHに参加したことで、貴重な経験と最高の仲間を得ることができたと思っています。

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    「事件は現場で起きてるんです!」
    このベタすぎるセリフを何度も自分に突き付けられた1週間でした。
    私は自分が政治について勉強していく中で、地方分権の確立が今の政治をより健全化するのでは、と思い、このTURE-TECHに参加しました。TURE-TECHのいいところは完全に「現場」型地方創生インターンであることです。だからこそ、自分が今まで学生団体としてやってきた活動が、一方で本当に必要であると実感できましたし、他方では、机上の空論で、いかに現場を軽視していたかを思い知らされました。今後何をするにしても現場に出て人と話し、常に自分の行動が最適かどうかを確認し続ける必要があると再認識できたことに感謝しています。

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    就業「体験」ではなく「実践」
    長野に飛び込み直面したのは、頭や要領の良さでは解決できない現実の課題たち。
    お利口に組み立てた理論もこれまでの自信も、当事者の指摘により簡単に崩れていきました。重ねた努力に比例する成果が生まれる保証はなく、自分の良かれは誰かの悪しかれ。
    ボロボロの重たい頭を支えるのは「本当にその課題を解決したいか?」という問いに対する想いのみ。本気でやるからこそ、人と人が衝突します。それぞれのチームに、個人にドラマがありました。成功体験かもしれない。苦い失敗かもしれない。確実なのは、懸けた想いの分だけ何かが返ってくること。地方創生に限らずその何かに懸けられる人。そんな人にぜひ挑戦してもらいたい。そんなインターンです。

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    TURU-TECHでは、将来どんな分野で働くにしても必要不可欠なスキルであろう仮説立案、検証、仮説修正を何回も回していくプロセスを、現場の声を聞くなかで学び取れました。我々の予防医療チームが最終日に辿り着いた結論は、住民の方が健診に対して”TheyからWe”へ移行できるようなイベントを企画しよう、というものでした。
    また、ソフトバンク社員さんが、親身になって我々と共に考えてくださり、さらに普段から熱い気持ちで働かれていることを改めて理解しました。
    一週間程のワークを通じて、ソフトバンクさんの社内の風通しは良く、とっても働きやすい環境であることが分かりました。

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    「生々しさと向き合うこと」 この実感ができる珍しい場所であると思います。
    陳腐なビジネスモデルの考案に逃げず、人、資料、風景、空気、感情、全てのものに向き合い続ける。
    真の課題は、想定すらしていない、けれども実は身近なところで、見つけてくれるのを待っています。
    矛盾を安易に解決せず、拾い切った先には新しい風景が待っているのではないでしょうか。
    具体的な経験は、「地方創生は、誰のものか~東大生が見た「地方」という現実~」をご笑覧いただければ伝わるかと思われます。

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    感じたことは、「市長に提案を行い、採択された案が実行される」という仕事の重みです。
    通常のインターンは、机上の議論に留まることが一般的です。
    一方で、このプログラムでは、現地に足を運び、実行性の高い提案が求められました。
    その中で、チームに必要とされる力を、僕は3点学びました。
    1点目は、課題の本質を見抜くこと。2点目は、説得力のある数字で語ること。
    3点目は、自分たちの仕事が誰を救うのかを明確に描くことです。
    何より、現地の人たちとの交流を通じて、困っている相手の表情が見えるので、感情の入り方が、皆、自然と変わってきます。現役の社員の方のサポートを受けましたが、もちろん、時間に制約があるので、非常に大変でした。しかし、その分得られるリアルの感動があります。
    最終発表後、チームの案が採択されなかった悔しさで、涙が止まりませんでした。
    本や新聞で読んで、頭で記憶したことは簡単に忘れられます。
    しかし、心で記憶したことを忘れることはありません。TURE-TECHの体験は、今の私にとって、忘れられない原点になっています。

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    「すごく立派な提案だけど、それって誰が困ってるの?」
    東京で議論し、自信満々に長野に飛び込んだ僕たちが中間発表で審査員の方から突きつけられた言葉です。
    「ICTを武器に地方の課題を解決する」こんなキラキラした言葉に魅了され参加したTURE-TECHでしたが、気づけばチームメンバーと何度もぶつかり、メンターの社員さんともぶつかり、迷っては現地の人の声を聞くために泥臭く動き回ってばかりのあっという間の一週間でした。
    自信ばかりで無力な自分を知り、答えのない問に向き合い続ける志をともにする仲間と出会いました。
    机上の空論で終わらない、いや、終えられないあの一週間に是非多くの若者に挑戦してもらいたい。そんな思いでいっぱいです。TURE-TECHで感じた悔しさや無力さをバネに日々邁進していきたいと思います。
    貴重な経験をありがとうございました。

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    地元のおっさんに言われた印象的な言葉を1つ。「政策提言するなら、またここに来て実現までやってくれへん?」。頭が激しく揺さぶられました。それまで僕は『この1週間だけ頑張って、自分の成長に繋げたい』それしか思っていませんでした。
    本当に地域を変えるためにはどうしたらいいのか。まずは自分達が動かないと始まらない。
    気がつけば、日本初の「廃校利活用フェア」、実現までやり抜いていました。丹波から全国まで多くの人を巻き込み、結果は大成功。廃校利用の未来を切り開くとともに、地域の方々にも火がつきました。そこで頂いた沢山のありがとうの言葉。生涯忘れることはありません。
    地域から学生が投じる一石は地域を超えて日本を変える力を持ってます。可能性を信じ、走り切って欲しいです。きっと奇跡が起きるから。

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    地方の課題を解決する、参加前には大きなビジョンを描いていました。しかし、実際に地方のリアルな課題に対し私達が残せた結果は、思い描いていたスケールには到底及びませんでした。しかしそこで得たものは想像以上に大きく、何にも変えられないものばかりでした。全国から集まった学生、地元丹波の大人達、ソフトバンクの社員の方々、大きな熱量を持つ人達と一日中密に関われる貴重な環境で、一人では生み出せないエネルギー、課題に対する圧倒的当事者意識、皆の様々な視点が集まりシナジーが起こる感動を味わいました。幾度も自分達の力不足に悔しい思いをしました。しかし、決して諦める事なく課題のネックを探り、考え続けた1週間でした。複雑でリアルな課題に全力で挑む中で等身大の自分を知り、受け入れ、地に足をつけ今の自分達に出来る事を粘り強く試行錯誤し続けました。TURE-TECHで得た学びと仲間は私にとってかけがえないものだと感じています。

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    TURE-TECHは、自己、社会、常識の壁を破壊し新たな未来と地方を創生する“革命”を体感するインターンシッププログラムです。人口減少・少子高齢化による地域の持続可能性の危機。今や日本全体を覆う課題に悩まされる丹波市で私たちが目の当たりにしたのは、一般的な人口問題の枠組みでは捉えきれない地域の人達が感じる問題意識でした。資料に表現された文字や数値を読み取るだけでは乗り越えられません。
    課題解決の鍵は先入観を打破し地域と正面から向き合うことによる、他者との対話と自己の葛藤との間にこそありました。「自利利他」―自らの提案を磨き上げることで自らも成長し、同時に地域に変革をもたらす―まさにこの言葉を体現するインターンで、私は社会人となること=社会の課題解決に力を尽くすことが自己犠牲以上に自己成長を促す可能性があることを学びました。
    自らが社会の変革者となるこのインターンでぜひ自分自身の変革も起こしてみてください。

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    地方創生は日本を始めとする先進国で今後高い確率で課題となる事象である。TURE-TECHで向き合う問いは、名の通り「地方の創生」である。
    地方には課題が存在し、ソフトバンク(企業)から武器を与えられ、行政・地域住民から想いを受け取る。そして私たちが主体性と創造性を持って、課題解決策を立案する。
    TURE-TECHは様々な登場人物を仲間にして、地方という概念の色を取り戻していく様なストーリーを体感している様でした。実際に向き合うべき問いは根深く、現場を見つつ、俯瞰的に課題の因果関係を押さえていかなければならないものでした。企業と行政と地域住人、3者の力を集結させ、1週間で課題特定から解決策を提案するプロセスは非常に密度が濃く、やりがいがありました。
    自らの頭で考え、他者を一つの目標に巻き込み、本質的な課題を見つけ、解決策の実行が求められる。
    TURE-TECHを通して様々に重要な要素を学びました。

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    TURE-TECHがつくりだす、本気の空間が今でも忘れられません。
    私は福岡県の田舎町の出身で、「将来はとにかく地元の人と地域に貢献したい」という強い思いを持っています。その思いへの自分の本気度を確かめる機会になりました。
    よく地方創生という言葉を耳にしますが、私は一見すると同じような街がこの日本に何百何千とあるにしてもそれらが活気を持ち、真の意味で創生する方法は千差万別だと思います。つまり、人と同じようにそれぞれの強みや特徴を生かして自発的な動きが大事なのです。そして何を言おうと結局は「やるか、やらないか」なんだと思います。
    学生、行政、企業の普段交わることのない3者が相互作用を起こすからこそ、思いを形にしていく強烈なパワーを作り出せる。私のグループの取り組みは採択していただき、その後約半年間実践させていただきました。
    失敗したことも多かったですが、自分の将来へ向けた思いへの強い確信と最高の仲間に巡り会うことができました。この経験は私の中に原点としてあり続けると思っています。

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    私たちは「高齢者の再雇用問題」の課題に取り組み、どうすれば、行政・高齢者の方・地元企業の全員を幸せにできるのかを模索しました。行政の方から頂くリアルな課題は一週間とは思えないほど、責任は大きく本気で誰かの幸せを考えることは簡単なことではありませんでした。
    高得点の答えを予測して、要領よくこなすような「いい子ちゃん」はTURE-TECHでは全く通用しません。現場の人声を聞き回る泥臭さ、ヒートアップして時には班員同士が衝突するくらいの熱量、型にとらわれない創造力、そして圧倒的な当事者意識が求められます。
    よそ者の私たちを暖かく歓迎してくれる八幡浜の方々、様々なバックグラウンドを持ち刺激を与えてくれる班員、どんな時でも優しく私達を支えて下さったソフトバンクの社員、様々な人に揉まれ気づいたら自分を成長させてくれました。
    TURE-TECHで得られた経験と出会いは私の人生でかけがえのないものです。

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    大学一年生時に参加させていただきました。テクノロジーの浸透率がまだまだ乏しい地方地域にSoftBankのリソースを活用して、どのように再生を試みるか必死に考え抜きました。最終的には自分のチームが考案した「地方への移住促進 × ゲーミフィケーション」のアイデアも採用していただけました。
    地方での課題解決の難しさにも大きなやり甲斐を感じましたが、TURE-TECHで何よりも魅力的に感じたのは一緒に参加するメンバーの経験の豊富さです。日頃活発に活動している人間が多く、各々の原体験を組み合わせることで斬新な視点やアイデアが次々と生まれて行きました。そんな個性豊かなメンバーとイノベーションを作り上げられる場所がTURE-TECHだと思います。
    チャンスがあれば、またTURE-TECHに参戦したいです。

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    地方創生インターン「TURE-TECH」。僕にとっては最高の体験になりました。
    僕は秋田という少子高齢化No1の地域で20年間生まれ育ち、これからの日本の地方の未来に疑問を持ったこと、そして千葉の大学に入ってから見せられた田舎の良さ、これらの思いが重なって”このインターンに行くしか無い!”と強い思いが生まれました。
    学んだことは「物事の本質」を考えるということ。1週間の現場体験から、”誰のために”、”なんのために”、と僕らするべきことをずーっと考えました。単純に事業立案をする、というわけではなくて学校では学べない、物事の大事な考え方を全国から集まったチームメイトとともに学んだということが僕の実感でした。

    もし”応募してみようかな〜”と思う人がいるなら是非挑戦してみることをオススメします。

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    「課題解決ってなんだろう。」
    この疑問に本気で向き合った1週間だった。東京での事前研修では資料を読み込み、他のインターンと同様、自分たちで課題を特定し、それに対して最適な改善策を出し合っていた。自信満々で向かった長野だったが市に住んでいる人の声や事業担当者の事業にかける想いなど伺い、自分達の考えの甘さに気付いた。そして全て白紙に戻してまた1から始めた。本気で現場と向き合うため泥臭くヒアリングを行い、何が現場のリアルな課題なのかを見つけるため脳がちぎれるまで考えた一週間だった。
    そんな一週間が他のインターンでは味わえないTURE-TECHの醍醐味だと僕は思う。

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    地域に変革を起こしたい、そう意気込んで参加したTURE-TECHインターン。ただ実際に地元の人と関わり、課題に愚直に取り組む中で感じたものは僕の想像など遥かに超えてくるようなものでした。
    東京から来た大学生、そんな僕達を地元の人は本気で変えてくれると期待し全力で向き合ってくれました。気づけば感情むき出しで仲間と課題に取り組んでいました。しかし答えのない問いに対して何もできない自分たちに悔しい想いをするばかり、本当に解決すべき課題は、真摯に地元の人と関わり、仲間とぶつかり、脳がちぎれるほど考える中でようやく見えてくるものでした。
    失敗ばかりでしたが地方の課題に取り組む中で得た自身の志と仲間は今も自分を動かす原動力です。

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    「リアルな現場に触れる」この⾔葉に惹かれて応募した TURE−TECH。それまで、地域の課題に対してどこか他⼈事のような感覚から抜け出せずにいました。そんな私が塩尻で直⾯したのは、想像をはるかに超える⽣々しい現場。
    住⺠や⾏政の⽅の本⾳、圧倒的な熱量に突き動かされ、気付いたら課題にのめり込んでいました。とは⾔え、初めて塩尻に来た私たちに⾒えるのは課題のごく⼀部。それでもなんとか本質を捉えようともがき、「本当にそれをすれば解決できる?」と問い続けては考え直す毎⽇でした。
    地元の⽅が地域にかける想い、徐々に⾼まる当事者意識、本気が重なり合う空間、さまざまな要素が絡んで胸が熱くなる瞬間が何度もありました。こんなにも⼼を揺さぶられて⼀つのことに向き合い、思考とアクションを繰り返したのは初めてです。
    TURE−TECH で得た出会いや気付きは、この先も⾃分を⽀えるかけがえのないものになったと確信しています。

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    応募した時は高揚しつつも違和感が入り混じっていました。1週間の地域での課題解決。見栄えはいいけど、地方創生がそんな簡単にできるわけがない。僕はそう思っていたからです。
    ホワイトボードを見つめて手っ取り早い正解をほしがっても、それが正しいとは言えない現場を前にすると、何かがもどかしい。班員で意見が衝突する中、「僕たちはこの地域に何を残せるのか」という問いに、相応の答えを提示することが並大抵ではなかったのも事実としてあります。 しかしながら、その過程がいかに泥臭くとも、地域の人々の思いを胸に愚直に歩を進めた1週間が、振り返れば大きな道を作っていました。最終日に八幡浜の皆さんと一緒になって肩を抱き合い目にした情景は、今でも心に残り続けています。
    地域の課題に全力でぶつかりたい。そんな気概がある方ならば、ぜひとも参加してもらいたいインターンです。

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    私がこれまで取り組んできたまちづくりでは、自分がやりたい・やれるアイデアを出して、後付けで意義を見出していました。一方、TURE-TECHでは、地域が直面する課題をデータとヒアリングやアンケートから分析し、それを解決するための政策を提言します。
    真剣に解決策を求めてくださる地域の方々の前で、”学生だから”は通用しません。ただ面白いだけのアイデアを出して、”地域のため”と言っていた私が、地域の方々やチームメンバーの思いに触れ、甘さに気づくことができました。
    自分の意識の甘さととことん向き合い、本当の課題解決への一歩を踏み出せたのは、TURE-TECHのおかげです。”福岡を世界一のまちにしたい!”という志を持ちながら、まちづくりの意味を履き違えていた私の概念を打ち砕いてくれたTURE-TECHに感謝しています。

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    地方創生の現場に飛び込んでみたい、という思いで応募したTURE-TECH。実際に八幡浜市の雰囲気を肌で感じ、そこに住む人の話を聞くことで、地方の抱える課題の生々しさを思い知りました。
    インタビューをした一人一人の顔を思い浮かべながら、「あの人はこの施策で本当に動いてくれるだろうか」、そう考えながら取り組むワークは他のインターンとは全く違う難しさと緊張感があります。八幡浜の方々からの期待を感じ、日ごとに増す当事者意識。
    メンターからも本気の指摘を受け、焦りもがいた中で学んだことは、無駄なカッコつけや自己満足を削ぎ落とさなければ人を動かす施策を作り出すことはできない、ということ。自分たちの思いや熱量がどれだけ大きくても、アウトプットとして出した施策案を通してしか八幡浜の人のためになることはできない、ということを深く実感するインターンでした。

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    事業立案系インターンの地方創生版。参加前に抱いていたそんな軽いイメージは、東松島市到着後すぐに覆りました。「その施策で本当に解決する?」「誰が、いつ、いくらで、それをやるの?」仮説や提案をぶつけるたびに、跳ね返って来たこれらの声は、どれもリアルで、厳しいものばかり。
    第三者のアドバイザーではなく、主体者として。机上の空論ではなく、現実論で。どうしたら市の課題を解決できるだろうか?仲間と議論を交わし、現地でのヒアリングを繰り返す中で、東松島市に対する思いが徐々に込み上げてきました。
    妥協せず最後の一分一秒まで考え抜き、挑んだ市長への最終プレゼン。提案は採択され、半年間経った今でも実行に向けて走り続けています。たとえ外から来た学生であっても、本気の思いは伝わります。地方の全てを変えられなくても、変化の起点にならなれるはずです。皆さんもぜひ、この確かな手ごたえを、TURE-TECHで感じ取ってみてください。

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    TURE-TECHのあの1週間を思い出すと今でも胸があつくなります。リアルな問題に触れ、解決するために脳がちぎれるほど考える。そんな経験がしたいと応募しました。
    実際は、短期間でアウトプットを出さなければいけないプレッシャー、議論がなかなかうまくいかないもどかしさ、自分の力不足に悔しい思いをしたり、いろいろな感情を味わいました。そんなカオスな環境にさらされるといやでも弱い自分、逃げたい自分と正面から向き合わされます。
    学んだことはたくさんありますが、自分の強み・弱みを知れたことが何よりの収穫でした。TURE-TECHには多方面から手厚いサポートをしてくださる社員の方々と参加者と全力でぶつかってくれる市の方々がいます。ここまで参加者の満足度が高いインターンはなかなか無いと思います。実際に自分の手でリアルな課題に取り組みたい人はぜひチャレンジしてください。
    他のインターンでは味わえない感動を味わえるでしょう。

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    「1つ聞いていいかな。東松島市のために君たち自身で何ができるの?」政策提言に向けた準備中にいただいたフィードバックでの一言です。この一言をいただいて初めて、与えられた課題の単なる整理や市内での解決者探しなど、自分たちは他人事としてインターンに取り組んでいたと気付かされ、脳天を撃ち抜かれた感覚でした。これを機に自分事として取り組んで、初めてTURE-TECHの醍醐味を享受できました。
    どんな選択をしても関係者全員が利益を享受できず誰かに損害や痛みが伴うこと、それでも課題解決には何かを選択する必要があること、それにより生じる関係者全員の損益/感情全てに責任を持って自分たちの選択を正解にするのが仕事であること、それでもゼロサムゲームとなり感じる自分たちの無力さ。
    このようにTURE-TECHとは、机上の空論で誰の痛みも感じずに進めて安易な達成感を得られる就業体験とは異なります。その中で一体あなたに何ができますか?答えは実際に参加して見つけてみて下さい。

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    「今の提案は本当に市の方々が抱えている課題なのか。全チームの中で最もひどいプレゼンだ」「目の前の課題だけでなく、東松島の未来を本気で変えて欲しい」
    これらは中間発表でソフトバンクの社員の方々、東松島の行政の方々からいただいたフィードバックだ。この時、市長への提案がゴールだと捉えていた自分の思考の浅さを認識。悔しくて、涙が出た。その後、チームで大量のデータ等を再度分析。当事者に寄り添うことに傾倒した。特に、行政・住民・地元企業の方々に行ったヒアリングは他チームより量・質ともに上回っていたと自信を持って言える。「オンライン開催だから」という言い訳はしたくなかった。泥臭い作業も多く、何度も壁にぶつかったが、彼らの人生を変えたいという情熱は日に日に大きくなった。結果、チームの案は採択された。採択はゴールでなく、スタートライン。今後、行政の方々と共に事業を実装する中、市の発展に寄与したい。このようにTURE-TECHは単なる事業立案ではなく、市を本気で変えるための場だ。

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    「地方創生」。大学に入って数か月だった私はきちんとその意味も理解していなかったように思いますが、なにかワクワクするこのインターンに飛び込んでみたい、ただその一心で応募しました。コロナで半年の延期となり、待ちに待ち続けたTURE-TECHの一週間は自分の想像をはるか超えるものでした。
    現地のリアルな課題に対し解決策を考えていくわけですが、答えはもちろんありません。だからこそ、関わる全ての人が本気で課題に体当たりし、最善を尽くそうと努力します。
    このような環境に身を置いた一週間は、新たな発見や学びに溢れていました。
    そして、最高の一生の仲間を得たと同時に自分ひとりの無力さも感じることができました。
    TURE-TECHは、地域の課題に取り組みながらも、これからの生きる指針を得ることのできる、そんな充実したプログラムだと私は思います。
    地域に、そして自分に大変革を起こしたい、そんな野望を持つ人はぜひチャレンジしてみてください。

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    「今日聞いた発表の中であなた達の班が一番やばいです。」これは開始二日目の中間発表でいただいたフィードバックです。その言葉を聞いて、最終日までには何とかなるだろうと開き直っていた自分を振り返ると恥ずかしいです。そんな私を変えたのは四日目に東松島市に進出した企業の社長さんから市への熱い思いを聞いた時。これまで情報収集のためにヒアリングをしていた中で初めて現地の方の本音を聞き、この課題解決が市の未来を作るんだという責任感が生まれました。大学の関係で海外からの参加でしたが、その日を境に身も心も東松島市にいるような感覚で必死に取り組みました。TURE-TECHは「答えのない課題に対して関係者と貪欲に向き合い、仮説検証を繰り返した先にようやく見えた案で人を動かせるか」に懸かっています。私が感じたように、もしかしたら本サイトの「脳がちぎれる」「涙がでるほど本気になる」という熱量に圧倒されるかもしれません。ですが、今この記事を読んでいる学生の皆さんは地域の未来を作るために必要な一員です。是非、挑戦してみてください。

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    初のオンライン開催となり、参加辞退まで考えたTURE-TECH。今となっては、参加しないのはもったいないと断言できるほど、貴重な体験ができました。
    「メンバー」「メンターの方」「市職員の方」が一丸となって「チーム」となることで、お互いに補完しあいながら1週間とことん考えるこのプログラム。「チーム」の誰かひとりでも欠けていたら、こんなに素晴らしい経験はできなかったと思います。
    問題から逃げずに、徹底的に分析し、何がボトルネックなのかを考える。机上の空論ではなく、実行まで見据えて施策をたてる。一見単純なことのようですが、学生のうちからこのことについて真剣に取り組む機会はなかなかありません。この経験は優秀な「チーム」だからこそできたものだと思います。
    私たちのチームは提案を採択していただき、今はその実行に向けて「チーム」一丸となって取り組んでいます。提案から実行まで、優秀な「チーム」の人とできるのがこのTURE-TECH。皆さんもこの経験をしてみませんか?

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    TURE-TECHの魅力は、その熱量だと思います。課題はリアル、提案する施策は実装が前提、味わったことないスピード感、東松島市やソフトバンクの方々は皆本気。最初は気軽に参加した私でしたが、気づけばチーム内で大きく衝突するほど、課題解決にのめり込んでいました。
    間違いなく日常とはかけ離れた1週間。けれどこの1週間は特殊なものでしょうか。
    最終日、事務局の方の言葉の中に、「普遍と特殊」という言葉がありました。この1週間はきっと「特殊」だったと感じるだろうけれど、この「特殊」は地域やビジネスにおいて「普遍」なのだと。ハッとしました。1週間やりきって達成感!ではないのです。私たちが向き合った課題は実在するリアルな課題。この体験を「特殊」で言いくるめてはいけないのだと気づかされました。
    応募に迷っているなら、ぜひ挑戦してみてください。日常では味わえない、けれど本当の意味での「就業体験」がここにはあります。

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    私にとって「楽しい」の定義は「予想を超える経験」を体験することだと思っています。
    今回のインターンは間違いなく、予想を"大きく"超えた経験でした。自身が参加した2021年は例年とは違うオンラインでの開催となり、開始前は少なからず不安を感じていました。
    『地方創生』という命題で、地域の方々の目線に立ちながら物事を捉え、慎重かつ多くの情報を分析しなければならない複雑な取り組みに対してオンラインでどこまで地域の方々の力になれるのか、そして自分の成長に繋げられるのかー、そんな不安からくる予想は大きく外れました。オンラインであっても一分一秒も無駄にせずに考え抜くことのできる環境があり、社員の方々から頂く、厳しくも的確なフィードバックを、パソコンの前で「ひとり」で考え抜いた1週間は何よりも自分を見つめ直す時間ともなり、大きな成長をもたらしてくれました。数多くのインターンの選択肢の中からこのインターンを選んで私は本当に良かったと思っています。

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    「地方創生」に興味がある。ただ、実際に関わったことはない。そんな私が7日間、現地に行ったような気持ちで、本気で問題解決に取り組んだ。徹底的に質問事項を練った上で行ったヒアリングを通して、関係者の方々の想いに触れた。市の職員の方々の本気に圧倒された。その中で私は当事者意識を持ち、本気で市の課題を解決したいと思うようになった。メンターやサポーターの方、そして中間プレゼンでソフトバンク社員の方々から「課題の深掘りを丁寧に」との指摘を何度も受け、最終的に利害関係者の「想い」を浮き彫りにすることができた。結果、提案は市長に採択され、現在事業開始に向けてチーム一丸となって取り組んでいる。私は、嘉麻市の関係人口になったのだ。当事者意識の重要性、仲間を信頼して任せること。大切なことを多く学び、圧倒的成長を遂げることができる7日間であった。

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    「絶対採択」この言葉を復唱したところから私たちのチームは変わった。初対面の6人が、本気でぶつかり結果を求める1週間。学年、居住地、専攻、何一つ同じではない6人が、お互いの気持ちを探りながらも議論を進めることは非常に容易ではなかった。私たちが今ここにいる意味は何なのか、目指す先は何なのか、時に涙しながら語り合った。私たちが目指すのは、「絶対採択」。そうお互いの中で通じ合った瞬間から圧倒的な当事者意識が芽生え、議論の質が上がった。
    嘉麻市の職員、ソフトバンク社員、の本気に触れたからこそ、私たちも本気に出会えた。人は人の本気でしか変わらない。想いは人をつなぎ、愛は理屈を超えていく。そう実感した。一番最初に幸せにしたい人、その人の笑顔を思い浮かべて徹底的に議論した1週間。脳みそがちぎれるまで思考した先に見える景色を私はここで学んだ。みなさんにもぜひ、この景色を味わって欲しい。

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    参加決定の知らせが届き、タイムテーブルのPDFを開くと、大量のインタビュー時間が設けられていた。「ヒアリングこんなにいる?」参加前のぼくはそう思った。九州の田舎町で育ったぼくは、これまであらゆる形で地方のために関わってきたことに自信があった。でも、そんな自信は初日に覆されることになった。何度分析しても、まったくボトム課題がわからない。頼りになるのは現場の声だけだった。これまでの自分が、いかに地域に、人に向き合うことができていなかったか、猛省した。それからは、地元の人々の思いを聞く、それをもとに考える。ひたすらこの繰り返しだった。
    このツレテクに参加したことは、間違いなく、ぼくの再スタートラインになった。これからは、もっと地域に向き合い、もっと人に向き合う。それが、オンラインながら本気で語り、ぶつかりながらも新居浜のために考え抜いたチームへの誓いだ。

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    TURE-TECHは本当に不思議なプログラムです。自分が積み上げてきたものに、少しでも甘えた部分、弱い部分があれば必ず自分が克服しなければならない課題として浮かび上がってくるのです。「チームの中で、ほかのメンバー対君の構図になってないか。」プログラム終盤に受けたフィードバックは僕の弱さを正確に、鋭く表現していました。まとめ役を担当した僕の意識は、いつしか地域課題そのものではなくチームをどう回すか?に支配されていたのです。当然そんな状態では“地域の課題を解決する”ための価値は発揮できません。改めて何を思い、これからどうしたいか。メンバーとひとつひとつ話し合い、大切にするべきスタンスを決め、発表の直前まで課題の真因とその解決策を練り続けました。
    一瞬たりとも惰性であることは許されず、またそうであれば価値を発揮することはできない。厳しい環境に思えるかもしれませんが、ここにたどり着いたあなたなら、踏み出す準備は整っているはずです。

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    オンライン開催が決まったとき、私は少しの落胆と不安を覚えました。しかし、その気持ちはプログラムが始まるとすぐに飛び去ってしまいました。嘉麻市の皆さんの熱量を受け取り、チームの中で何度も何度も議論と分析を繰り返し、その熱意がさらに周りの人に広がっていく。その瞬間に、私は心を揺さぶられました。1週間、お互いを尊重しつつも本気で議論しあって課題に取り組んだチームのみんな、深夜まで議論に付き合ってくださったメンター・サポーターさん、「嘉麻市を元気にしたい」と語ってくれた事業者さん、そして、採択が決まった時に涙を流してくださった市の職員さん、市長プレゼンの前には、「もっとこの人たちと一緒に活動したい!!」と強く思うようになりました。採択という結果は、その思いの延長線上にあったのだと思います。ぜひTURE-TECHで、自分を、周りを、そして地域を変えていってください。

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    私がツレテクに参加したきっかけは、何か新しいことに挑戦したいと思ったからです。高校生の頃から国際協力事業を始めるなど、いろんなことに挑戦してきましたが、コロナをきっかけに「自分の身の回りのこと」について考えるようになり、日本国内でいろんな地域が抱える課題について興味を持つようになりました。そこでたまたまSNSでツレテクを発見し、「地方創生」について何も経験がなかった私ですが、とりあえず、「面白そう!」という興味だけで飛び込みました。ツレテクで過ごした1週間は、間違いなく大学生活で最も濃い一週間だったと思います。時には仲間とぶつかりながらも、地域課題の解決のために脳が千切れるまで、夜が明けても向き合い続け、この経験は私に多くの刺激や学びを与えてくれました。新しい分野で大胆に挑戦したいと思う人には特におすすめです。やる気さえあれば、とことん成長できる環境がここにはあります。自分に挑戦、しませんか?

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    ツレテクの本質は当事者意識と本質課題の特定にある。
    ヒアリングを通じ、私達は本当に困っている人の声を何度も聞いた。もう何もかも遅い。不愛想に言い放たれたその言葉に最初はカチンと来た。でもそれは悲痛な叫びだった。そのご高齢の男性を笑顔にできるのは、少なくとも今は、私達だけだ。どうにかしなくてはいけない。 だからこそ、ここでは綺麗な解決策よりも泥臭い本質課題の特定こそが大切にされる。目の前に困っている人がいて、少ないリソースで必ず解決しなくてはいけない。「これできたらすごそう」なんて言葉では片付けられない。複雑に絡み合う課題を解きほぐし、何が本質なのか考える。徹夜でマインドマップを書き連ね、所与の枠組みの外側に本質課題を見つけた、あの時のことは忘れられない。
    ツレテクは、本当に困っている人の力になりたい若者のためにある。自分はまだ力不足だが、あの1週間があったから助けられたと思うことが、今後必ずあると思う。

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    こんなにも誰かのために本気になった経験は初めてでした。
    参加した動機は漠然と地方創生に興味があったからです。私以外の学生ではソフトバンクに就職したいと言う動機の方もいました。しかし最終的にはソフトバンクの社員の方含め、全員が「嘉麻市のために 嘉麻市の皆さんのために」全力を尽くしていたと思います。それはインタビューなどで嘉麻市の人々と交流する中で熱意や熱い思いが伝わってきたからです。
    今この文章を読んでくれている方がいたら、どんな動機でも構いません。是非参加してください。誰かのために死力を尽くすこと、同じ目標に向かい共に突き進んでいくことがいかに難しくも楽しいことであるのか、どれだけ成長できるチャンスなのかを一人でも多くの人に知ってほしいです。
    この文章を書いている今も、同じチームで嘉麻市の課題について取り組んでいます。皆さんも是非「誰かのために」本気を出す5日間を体験してください!

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    「学生が短期で地域課題解決」は自己満なのでは?
    大学3年で日本一周、月に一度は地域に足を運び、地域への経験と愛に自信がある私は、斜め見しながらTURE-TECHに参加した。私達のテーマは福岡県嘉麻市の福祉と農業。私たちは知識が足りず、職員さんに話を聞いても全貌が見えない。もやもやした私は、友人の福祉事業社長をオンラインで招いて勉強会を開催した。現場の声を浴び、チーム全体の意識が近づいていった。
    自分の友人が、TURE-TECHに巻き込まれている。自己満かどうか、インターンかどうか、そんなの関係なく、少なくともこの場の人は嘉麻市をもっと良くしたいと思っている。プライドも論理も無くなった最終プレゼンでは、皆何故か泣いていた。嘉麻市への気持ちを止めたくないという想いで必死だった。
    採択を頂いた私たちは、今も施策の向上に日々脳を溶かしている。
    只の短期インターン、と思う人にこそ参加して欲しい。この1週間は、あなたの人生そのものを巻き込むかもしれない。

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    考えても、考えても、課題の本質が見えてこない。もがき続けて答えを出した1週間だった。僕は、「物事の本質を追求し続ける大切さ」をTURE-TECHから学んだ。表面的な課題を取り上げ、アイディアを基に表面的な解決策を立てることは誰でもできる。ただ、それらはTURE-TECHでは通用しない。何が本当の課題で、何をすれば解決するのかという仮説をいくつも立て、市の職員や関係者のヒアリングを通じて検証する。このプロセスを何度も繰り返してようやく本質にたどり着き、僕たちが出した施策が採択された時は、社会を動かすことができたという唯一無二の充実感があった。
    脳に汗をかく、この言葉が最もTURE-TECHに合う言葉だと思う。学生、ソフトバンク社員、新居浜市職員が一丸となって、物事の本質を見つけ、粘り強く課題解決に挑む、人生で最も濃い1週間となった。みなさんにも、社会を動かす充実感、脳に汗をかく感覚を楽しんでほしい。

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    窓の外にはいつもと変わらない景色が広がり、向き合ったのはコンピューター、昼になれば母親の作った食事を食べ、夜になれば慣れ親しんだ布団で寝る。いつもと変わらない、変哲のない時間。
    それでも、私は新居浜市にいたと断言できる1週間だった。オンライン開催とわかった当初は、地方創生を遠方からできるか懐疑的だった。しかし、画面を開けば熱気が広がり、自分の部屋が新居浜市の空気で満たされたことを感じた。確かに、実際にその場にいないことに対しもどかしさを覚えたこともあった。しかし、確実に新居浜市はそこにあったのである。
    この1週間で、私たちは正解を壊し続けた。座学で学んだ「正解」は、一自治体を見つめると「参考」レベルになる。課題を解決するためには、経験ベースで市を深く感じることは勿論、仲間を信頼し、自分を見つめ直す必要もあった。チームの皆それぞれに得意分野があり、それを発揮し合い色々な方々の力を借りて、答えのない広い海を泳いでいく様は、自己陶酔的だが、一本の映画を撮れると思う。周りに島はないし、道筋もない、たまに荒れる海の中を、諦めずに皆で手を取り合って泳ぐ。そんな今回の経験は、私の人生にとってかけがえのない宝物になった。
    そして今、エントリーを迷いこの文章を読む君の宝物にもなると確信している。

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    ツレテクでの1週間を通して、私は「課題解決とは何か」を学びました。
    新居浜市のことを知るごとに、新居浜市が抱える課題はいつしか他人事ではなく、私が解決したい課題へと変わっていました。同時に、私たちが取り組んでいる課題は本当に解決すべき課題なのか?と疑う日々が続き、新居浜市のための提案がしたいけれど、このままでは空振りで終わってしまう、という気がしていました。そして、最終プレゼン間近に社員さんにいただいた「本気で人と向き合うからこそ、できることがある」という言葉に、チームの方向性が固まりました。ツレテクだからこそ、最終的には枠組さえも超え、私たちが考えた本気の提案ができました。
    そして何より、初対面の多様なチームメンバーと、互いの持つ力を発揮しながら1週間議論し続け、想いを集結させたプレゼンを完成させられたことが財産となっています。

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    TURE-TECHと聞くと「現地ワークや市長プレゼンを通した、実践型地方創生インターン」というイメージが強いかもしれません。
    しかし、このプログラムが持つ価値は、単に「地方課題解決」というゴールに留まりません。むしろ、TURE-TECHの真義は、課題解決過程とその延長線上で「今後の人生に活きる無限大の収穫を得られること」にあると思います。深化された論理的・批判的思考や分析プロセスを動員して「考え抜く」ことに徹するワーク経験。自身の強みや限界の理解、価値観の共有の面から新たなインプットを与えてくれる、個を持ったメンバーからの学び。同じ想いを分かち合いながら伴走した、地域の方々の「本気」の体感。これらは全てTURE-TECHという1つの機会を起点に、線となって今後の人生でも活きていくものであると確信しています。
    TURE-TECHは、自治体の課題解決だけでなく「あなた」のためのプログラムでもあります。この機会に人生を変えるほどの壮大な経験をしてみてください。

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    論理と感情。よく二項対立で語られる言葉だ。
    TURE-TECH参加前は、私もこの二項対立を信じてやまなかった。何か施策を打つときは、どんなメリット・デメリットがあるのかなど、客観的事実を総合して判断すべきだと思っていたし、それが正解だと思っていた。
    そんな単純な世界観は、今治の地で覆された。
    既に今治の方々が熱意をもって、数々の「正解」だと思われる政策に取り組んでいるのにも拘わらず、無くならない課題。現実は思っていたよりも複雑だ。無数の「正しい」ロジックのうち、どれを採用して物事を推し進めていくのか、決めなくてはいけない。そんな時、施策の主体も客体も人間だからこそ、その決定には必ず、関わる人の感情の発露がみられるのだ。
    当事者になりきれない私たちだからこそ、誰よりも愛をもって、論理的かつ感情的に、本気で課題解決に取り組まないといけない。今治の方々、社員の方々そしてチームメンバーのおかげで、自分の世界観の転換に出会えた1週間だった

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    ツレテクでの5日間は、「当事者意識」という概念に正面から向き合った初めての経験だ。
    その汎用性ゆえに薄っぺらく聞こえてしまうため、私はなんとなくそのワードが嫌いだった。
    ツレテクがスタートしてから本社で過ごした最初の二日間は、問題を自分事として捉えきれずに悩んだ。
    自分の意見が第三者目線のアドバイスにしかなっていないような気がして、課題を紐解くことが難解だった。
    私はその後実際に今治で現地の声に触れ、トライアンドエラーを繰り返しながら徐々に「当事者意識」の本質を知っていった。
    仮説を立て、検証を行う、一途にこの繰り返し。マインドマップを書き連ねながら、寝る間も惜しんで課題をひたすら因数分解したあの日々は忘れられない。
    私は、「責任の意識」これこそが当事者意識に直結すると考える。
    ツレテクを終え2ヶ月が経った今、我々の提案は一部採択となり、これからまたプロジェクトがスタートしていく。
    これが成功に終わるか失敗に終わるかは我々の当事者意識にかかっている。

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    TURE-TECHの醍醐味は、溢れている様々な感情を肌で感じられることだと私は考えます。
    TURE-TECHでは、市の職員の方々の“今をもっと良くしたい”という切実な「感情」に向き合うために、バックグラウンドの異なるチームメンバーそれぞれの「感情」とぶつかり合いながらも、同時に自分の「感情」と向き合う必要がありました。
    通常、議論は理性的に行わねばならないかもしれません。ですが、TURE-TECHでは、様々な「感情」が渦巻くからこそ、議論も感情的になります。一週間で最大限のパフォーマンスを発揮するために、誰もが全力を尽くし、時に涙を流します。この経験こそが、TURE-TECHの宝です。
    自分も、常に己と戦いました。悔しい、苦しい、そんな感情で八方塞がりになる時もありました。それでも、市の方々の切実な感情に寄り添いたい一心で取り組み続け、結果的に堂々とプレゼンすることができました。 終わった瞬間には、今まで感じたことのない達成感と涙が溢れました。
    理論だけでなく「感情」で向き合う本気の一週間、TURE-TECHでしか得られない宝の経験を皆さんもぜひ味わってみてください。

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    最終プレゼン後、帰路についた僕は悔しさで涙していた。
    大学生活を地域に捧げ、本気で取り組んできたのにもかかわらず、ここ最近は悶々とした日々を過ごしていた。原因は自分でもわかっていた。「慣れ」である。
    地域で事業を作るということ、地域でのコミュニケーション、いつの間にか「こなす」ようになってしまってた。TURE-TECHでもうまくいくだろうと思い参加、結果返り討ちに合ったのである。こなす奴は誰もいない。全員本気。気持ちで置いて行かれる、ついていくのが精一杯な1週間であった。
    そんな日々を過ごし、気づけば本気になっていた。最終プレゼンで溢れ出た本気の熱量には自分でも驚いた。TURE-TECHでは事業開発、論理的思考など多くのことが得られるが、一番の贈り物は「本気になれる自分」である。「こなす自分」に辟易している君が人生を楽しめるようになる、そんな可能性を秘めている1週間である。

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    私はこれまで様々なことに前向きに熱く取り組んできた。今回のTURE-TECHに対しても始まる前から「やってやるぞ!」というワクワクした気持ちでいっぱいだった。しかし、初日でその前向きな気持ちがへし折られた。与えられた目標と現実がかけ離れており、メンバーの誰もが「この課題解決は可能なのか?」と疑問を抱いたと思う。
    今治市に赴いてからも課題が随所に見受けられ、納得のいく解決策が見えない苦しい時間を過ごした。ステークホルダーも多く、たくさんのヒアリングを通してそれぞれが解決したい本質的な課題と向き合い続けた。そして、全てのステークホルダーの幸せを考え抜いたその先には、採択という結果が待っていた。
    TURE-TECHでは一週間とは思えない密度の濃い経験をすることができる。それはTURE-TECHだからこそ経験できるものであり、唯一無二である。迷ったときはやりたい証拠。この経験はあなたの可能性を広げるきっかけになるだろう。