
-
初めは何となく面白そうという理由でTURE-TECHに応募しました。
今思えばそれが全ての始まりでした。
1週間という限られた時間の中で、地方が抱える問題の解決案を本気で市長に提案するプログラムは想像以上に過酷なものでした。しかし、実際の課題に向き合い、現場の声を聞きながら、全てのプレイヤーのニーズを限られたコストで実現する経験はやりがいを与えてくれたと同時に自分自身を大きく成長させてくれました。TURE-TECHはただのインターンではありませんでした。社員の方や現地の方、そして学生を含め、本気で課題に取り組む姿はインターンの枠を超えた熱量を感じました。
私はTURE-TECHに参加したことで、貴重な経験と最高の仲間を得ることができたと思っています。 -
「事件は現場で起きてるんです!」
このベタすぎるセリフを何度も自分に突き付けられた1週間でした。
私は自分が政治について勉強していく中で、地方分権の確立が今の政治をより健全化するのでは、と思い、このTURE-TECHに参加しました。TURE-TECHのいいところは完全に「現場」型地方創生インターンであることです。だからこそ、自分が今まで学生団体としてやってきた活動が、一方で本当に必要であると実感できましたし、他方では、机上の空論で、いかに現場を軽視していたかを思い知らされました。今後何をするにしても現場に出て人と話し、常に自分の行動が最適かどうかを確認し続ける必要があると再認識できたことに感謝しています。 -
就業「体験」ではなく「実践」
長野に飛び込み直面したのは、頭や要領の良さでは解決できない現実の課題たち。
お利口に組み立てた理論もこれまでの自信も、当事者の指摘により簡単に崩れていきました。重ねた努力に比例する成果が生まれる保証はなく、自分の良かれは誰かの悪しかれ。
ボロボロの重たい頭を支えるのは「本当にその課題を解決したいか?」という問いに対する想いのみ。本気でやるからこそ、人と人が衝突します。それぞれのチームに、個人にドラマがありました。成功体験かもしれない。苦い失敗かもしれない。確実なのは、懸けた想いの分だけ何かが返ってくること。地方創生に限らずその何かに懸けられる人。そんな人にぜひ挑戦してもらいたい。そんなインターンです。 -
TURU-TECHでは、将来どんな分野で働くにしても必要不可欠なスキルであろう仮説立案、検証、仮説修正を何回も回していくプロセスを、現場の声を聞くなかで学び取れました。我々の予防医療チームが最終日に辿り着いた結論は、住民の方が健診に対して”TheyからWe”へ移行できるようなイベントを企画しよう、というものでした。
また、ソフトバンク社員さんが、親身になって我々と共に考えてくださり、さらに普段から熱い気持ちで働かれていることを改めて理解しました。
一週間程のワークを通じて、ソフトバンクさんの社内の風通しは良く、とっても働きやすい環境であることが分かりました。 -
「生々しさと向き合うこと」 この実感ができる珍しい場所であると思います。
陳腐なビジネスモデルの考案に逃げず、人、資料、風景、空気、感情、全てのものに向き合い続ける。
真の課題は、想定すらしていない、けれども実は身近なところで、見つけてくれるのを待っています。
矛盾を安易に解決せず、拾い切った先には新しい風景が待っているのではないでしょうか。
具体的な経験は、「地方創生は、誰のものか~東大生が見た「地方」という現実~」をご笑覧いただければ伝わるかと思われます。 -
感じたことは、「市長に提案を行い、採択された案が実行される」という仕事の重みです。
通常のインターンは、机上の議論に留まることが一般的です。
一方で、このプログラムでは、現地に足を運び、実行性の高い提案が求められました。
その中で、チームに必要とされる力を、僕は3点学びました。
1点目は、課題の本質を見抜くこと。2点目は、説得力のある数字で語ること。
3点目は、自分たちの仕事が誰を救うのかを明確に描くことです。
何より、現地の人たちとの交流を通じて、困っている相手の表情が見えるので、感情の入り方が、皆、自然と変わってきます。現役の社員の方のサポートを受けましたが、もちろん、時間に制約があるので、非常に大変でした。しかし、その分得られるリアルの感動があります。
最終発表後、チームの案が採択されなかった悔しさで、涙が止まりませんでした。
本や新聞で読んで、頭で記憶したことは簡単に忘れられます。
しかし、心で記憶したことを忘れることはありません。TURE-TECHの体験は、今の私にとって、忘れられない原点になっています。
-
「すごく立派な提案だけど、それって誰が困ってるの?」
東京で議論し、自信満々に長野に飛び込んだ僕たちが中間発表で審査員の方から突きつけられた言葉です。
「ICTを武器に地方の課題を解決する」こんなキラキラした言葉に魅了され参加したTURE-TECHでしたが、気づけばチームメンバーと何度もぶつかり、メンターの社員さんともぶつかり、迷っては現地の人の声を聞くために泥臭く動き回ってばかりのあっという間の一週間でした。
自信ばかりで無力な自分を知り、答えのない問に向き合い続ける志をともにする仲間と出会いました。
机上の空論で終わらない、いや、終えられないあの一週間に是非多くの若者に挑戦してもらいたい。そんな思いでいっぱいです。TURE-TECHで感じた悔しさや無力さをバネに日々邁進していきたいと思います。
貴重な経験をありがとうございました。 -
地元のおっさんに言われた印象的な言葉を1つ。「政策提言するなら、またここに来て実現までやってくれへん?」。頭が激しく揺さぶられました。それまで僕は『この1週間だけ頑張って、自分の成長に繋げたい』それしか思っていませんでした。
本当に地域を変えるためにはどうしたらいいのか。まずは自分達が動かないと始まらない。
気がつけば、日本初の「廃校利活用フェア」、実現までやり抜いていました。丹波から全国まで多くの人を巻き込み、結果は大成功。廃校利用の未来を切り開くとともに、地域の方々にも火がつきました。そこで頂いた沢山のありがとうの言葉。生涯忘れることはありません。
地域から学生が投じる一石は地域を超えて日本を変える力を持ってます。可能性を信じ、走り切って欲しいです。きっと奇跡が起きるから。 -
地方の課題を解決する、参加前には大きなビジョンを描いていました。しかし、実際に地方のリアルな課題に対し私達が残せた結果は、思い描いていたスケールには到底及びませんでした。しかしそこで得たものは想像以上に大きく、何にも変えられないものばかりでした。全国から集まった学生、地元丹波の大人達、ソフトバンクの社員の方々、大きな熱量を持つ人達と一日中密に関われる貴重な環境で、一人では生み出せないエネルギー、課題に対する圧倒的当事者意識、皆の様々な視点が集まりシナジーが起こる感動を味わいました。幾度も自分達の力不足に悔しい思いをしました。しかし、決して諦める事なく課題のネックを探り、考え続けた1週間でした。複雑でリアルな課題に全力で挑む中で等身大の自分を知り、受け入れ、地に足をつけ今の自分達に出来る事を粘り強く試行錯誤し続けました。TURE-TECHで得た学びと仲間は私にとってかけがえないものだと感じています。
-
TURE-TECHは、自己、社会、常識の壁を破壊し新たな未来と地方を創生する“革命”を体感するインターンシッププログラムです。人口減少・少子高齢化による地域の持続可能性の危機。今や日本全体を覆う課題に悩まされる丹波市で私たちが目の当たりにしたのは、一般的な人口問題の枠組みでは捉えきれない地域の人達が感じる問題意識でした。資料に表現された文字や数値を読み取るだけでは乗り越えられません。
課題解決の鍵は先入観を打破し地域と正面から向き合うことによる、他者との対話と自己の葛藤との間にこそありました。「自利利他」―自らの提案を磨き上げることで自らも成長し、同時に地域に変革をもたらす―まさにこの言葉を体現するインターンで、私は社会人となること=社会の課題解決に力を尽くすことが自己犠牲以上に自己成長を促す可能性があることを学びました。
自らが社会の変革者となるこのインターンでぜひ自分自身の変革も起こしてみてください。 -
地方創生は日本を始めとする先進国で今後高い確率で課題となる事象である。TURE-TECHで向き合う問いは、名の通り「地方の創生」である。
地方には課題が存在し、ソフトバンク(企業)から武器を与えられ、行政・地域住民から想いを受け取る。そして私たちが主体性と創造性を持って、課題解決策を立案する。
TURE-TECHは様々な登場人物を仲間にして、地方という概念の色を取り戻していく様なストーリーを体感している様でした。実際に向き合うべき問いは根深く、現場を見つつ、俯瞰的に課題の因果関係を押さえていかなければならないものでした。企業と行政と地域住人、3者の力を集結させ、1週間で課題特定から解決策を提案するプロセスは非常に密度が濃く、やりがいがありました。
自らの頭で考え、他者を一つの目標に巻き込み、本質的な課題を見つけ、解決策の実行が求められる。
TURE-TECHを通して様々に重要な要素を学びました。 -
TURE-TECHがつくりだす、本気の空間が今でも忘れられません。
私は福岡県の田舎町の出身で、「将来はとにかく地元の人と地域に貢献したい」という強い思いを持っています。その思いへの自分の本気度を確かめる機会になりました。
よく地方創生という言葉を耳にしますが、私は一見すると同じような街がこの日本に何百何千とあるにしてもそれらが活気を持ち、真の意味で創生する方法は千差万別だと思います。つまり、人と同じようにそれぞれの強みや特徴を生かして自発的な動きが大事なのです。そして何を言おうと結局は「やるか、やらないか」なんだと思います。
学生、行政、企業の普段交わることのない3者が相互作用を起こすからこそ、思いを形にしていく強烈なパワーを作り出せる。私のグループの取り組みは採択していただき、その後約半年間実践させていただきました。
失敗したことも多かったですが、自分の将来へ向けた思いへの強い確信と最高の仲間に巡り会うことができました。この経験は私の中に原点としてあり続けると思っています。
-
私たちは「高齢者の再雇用問題」の課題に取り組み、どうすれば、行政・高齢者の方・地元企業の全員を幸せにできるのかを模索しました。行政の方から頂くリアルな課題は一週間とは思えないほど、責任は大きく本気で誰かの幸せを考えることは簡単なことではありませんでした。
高得点の答えを予測して、要領よくこなすような「いい子ちゃん」はTURE-TECHでは全く通用しません。現場の人声を聞き回る泥臭さ、ヒートアップして時には班員同士が衝突するくらいの熱量、型にとらわれない創造力、そして圧倒的な当事者意識が求められます。
よそ者の私たちを暖かく歓迎してくれる八幡浜の方々、様々なバックグラウンドを持ち刺激を与えてくれる班員、どんな時でも優しく私達を支えて下さったソフトバンクの社員、様々な人に揉まれ気づいたら自分を成長させてくれました。
TURE-TECHで得られた経験と出会いは私の人生でかけがえのないものです。 -
大学一年生時に参加させていただきました。 テクノロジーの浸透率がまだまだ乏しい地方地域にSoftBankのリソースを活用して、どのように再生を試みるか必死に考え抜きました。最終的には自分のチームが考案した「地方への移住促進 × ゲーミフィケーション」のアイデアも採用していただけました。
地方での課題解決の難しさにも大きなやり甲斐を感じましたが、TURE-TECHで何よりも魅力的に感じたのは一緒に参加するメンバーの経験の豊富さです。日頃活発に活動している人間が多く、各々の原体験を組み合わせることで斬新な視点やアイデアが次々と生まれて行きました。そんな個性豊かなメンバーとイノベーションを作り上げられる場所がTURE-TECHだと思います。
チャンスがあれば、またTURE-TECHに参戦したいです。 -
地方創生インターン「TURE-TECH」。僕にとっては最高の体験になりました。
僕は秋田という少子高齢化No1の地域で20年間生まれ育ち、これからの日本の地方の未来に疑問を持ったこと、
そして千葉の大学に入ってから見せられた田舎の良さ、これらの思いが重なって”このインターンに行くしか無い!”と強い思いが生まれました。
学んだことは「物事の本質」を考えるということ。1週間の現場体験から、”誰のために”、”なんのために”、と僕らするべきことをずーっと考えました。単純に事業立案をする、というわけではなくて学校では学べない、物事の大事な考え方を全国から集まったチームメイトとともに学んだということが僕の実感でした。
もし”応募してみようかな〜”と思う人がいるなら是非挑戦してみることをオススメします。 -
「課題解決ってなんだろう。」
この疑問に本気で向き合った1週間だった。東京での事前研修では資料を読み込み、他のインターンと同様、自分たちで課題を特定し、それに対して最適な改善策を出し合っていた。自信満々で向かった長野だったが市に住んでいる人の声や事業担当者の事業にかける想いなど伺い、自分達の考えの甘さに気付いた。そして全て白紙に戻してまた1から始めた。本気で現場と向き合うため泥臭くヒアリングを行い、何が現場のリアルな課題なのかを見つけるため脳がちぎれるまで考えた一週間だった。
そんな一週間が他のインターンでは味わえないTURE-TECHの醍醐味だと僕は思う。 -
地域に変革を起こしたい、そう意気込んで参加したTURE-TECHインターン。ただ実際に地元の人と関わり、課題に愚直に取り組む中で感じたものは僕の想像など遥かに超えてくるようなものでした。
東京から来た大学生、そんな僕達を地元の人は本気で変えてくれると期待し全力で向き合ってくれました。気づけば感情むき出しで仲間と課題に取り組んでいました。しかし答えのない問いに対して何もできない自分たちに悔しい想いをするばかり、本当に解決すべき課題は、真摯に地元の人と関わり、仲間とぶつかり、脳がちぎれるほど考える中でようやく見えてくるものでした。
失敗ばかりでしたが地方の課題に取り組む中で得た自身の志と仲間は今も自分を動かす原動力です。 -
「リアルな現場に触れる」この⾔葉に惹かれて応募した TURE−TECH。それまで、地域の課題に対してどこか他⼈事のような感覚から抜け出せずにいました。そんな私が塩尻で直⾯したのは、想像をはるかに超える⽣々しい現場。
住⺠や⾏政の⽅の本⾳、圧倒的な熱量に突き動かされ、気付いたら課題にのめり込んでいました。とは⾔え、初めて塩尻に来た私たちに⾒えるのは課題のごく⼀部。それでもなんとか本質を捉えようともがき、「本当にそれをすれば解決できる?」と問い続けては考え直す毎⽇でした。
地元の⽅が地域にかける想い、徐々に⾼まる当事者意識、本気が重なり合う空間、さまざまな要素が絡んで胸が熱くなる瞬間が何度もありました。こんなにも⼼を揺さぶられて⼀つのことに向き合い、思考とアクションを繰り返したのは初めてです。
TURE−TECH で得た出会いや気付きは、この先も⾃分を⽀えるかけがえのないものになったと確信しています。